これからの人生にワクワク!将来へのヒントをもらった9日間。
こんにちは!
CocoWAプロジェクト参加者(クルーと呼んでいます)の川上千佳(ちか)です!
日本に帰国して約1か月が経ちました。プロジェクトに参加して感じたこと、考えたことなど、書いていきたいと思います!
大げさに聞こえてしまうかもしれないけど、人生でいっちばん楽しい9日間を過ごしたなと思いました!(笑)
みんなと目を合わせて、たくさん笑って、たくさん食べて、歌って、踊って、とても楽しい時間を9日間のプロジェクトで過ごすことができました。
その中でも、わたしが一番印象に残っているのは、メーコックの子どもたちと行った運動会です!
わたしは「外遊びチーム」に所属して、運動会を企画し、準備してきました。運動会はラジオ体操からはじまり、みんなで輪になって手を繋ぎ、順番に手を握ってチームごとにスピードを競うゲーム、借り人競争、2人組で背中を合わせてボールを運ぶリレー、騎馬戦など、みんなで安全に楽しめるようにいろいろ意見を出し合いながら、オンラインで企画してきました。
その中で、わたしが1番印象に残っているのは借り人競争です。1枚の紙に日本語、英語、タイ語の3つの言語を書いた紙を準備し、チームの1人がそれを引いて、紙に書いてある人を連れてゴールする!そんな遊びです。
借り人競争は、名前を覚えるきっかけになったり、仲良くなるチャンスが増えたりするといいなという思いを込めて企画しました。3カ国語の紙はMFUの学生にお手伝いしてもらいながら作成しました。
ルールを説明するのも日本語から英語、そしてタイ語。
わたしは今、小学校の養護教諭として働いていますが、 3カ国語が混ざり合う運動会ははじめてだったので、楽しくて、ちょっともどかしくて、伝わるとうれしくて、ずっと笑っていました。
子どもたちが言葉を越えて楽しんでいたのはもちろんですが、大人たちも負けずに、走って転んで楽しんでいたのも印象的で、この企画に携わることができて本当に幸せだったな〜と思いました。
今回、CocoWAプロジェクトに参加し、上記に書いたこと以外にもいろんな経験をさせていただきました。メーコックだけでなく、バーンロムサイ(HIVに母子感染した子どもたちの孤児院)に訪問させていただいたり、チェンライの山岳部にある学校に訪問させていただいたりもしました。新しい発見がある中で、日本との違いや自分の中で勝手に普通だと思っていたことに対して、疑問に思うことも多く、葛藤やモヤモヤもたくさん出てきました。
でも、どんな疑問や葛藤も受け止めてくれる仲間と対話する時間がたくさんあり、その時間がとてもありがたいものでした。
また、わたしはタイ語はもとより、英語もほとんど話すことができない状態でこのプログラムに参加しました。初日の朝、子どもたちとコミュニケーションがとれるのか心配していましたが、はじめて会った4歳の男の子がわたしのもとに走って向かってきてくれて、思わず腰を落とすと、ぎゅっと抱きついてくれました。
ことばではない、何かを感じ、ほとんど会話をすることはできなかったけど、たくさん笑い合う楽しい時間を過ごすことができました。自ら不安に思って、壁があるように感じていたけれど、そうじゃない。大切なのは、あなたのことを知りたい、向き合いたい、何かを一緒にしたいと思う気持ちなんだと実感しました。そして、そこにあるのは、大きな愛情なのかも?と感じることができたプロジェクトでした。
この9日間で感じたことを次はどう生かしていくか、まだまだ挑戦は続く?!(笑)
これからの人生がとっても楽しみになりました!