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アジアンビート

CONCEPT

アジアンビートとは

アジアンビートは一般財団法人MRAハウスと特定非営利活動法人コモンビートが協働して2013年から始めたプロジェクトです。
コロナ禍を経た現在は主催がMRAハウスとなり、コモンビートは後援となっています。
MRAハウスが長年アジア各国で展開してきた学生交流活動の広い人脈と
コモンビートが持つ歌とダンスを通じての交流活動のノウハウをひとつにして
「歌とダンスを通じての国際交流活動」を行っています。

日本だけでなくアジアの若者を中心に参加者(キャスト)が集まり、アジアの様々な国を訪れます。旅をしながら、各地の学校や孤児院、保護施設などでパフォーマンスを行い、
現地の人との交流を行うなど、日本では味わうことができない異文化を体験するプログラムです。

アジアンビートが目指すこと

  • 海外に一生の友達をつくり、海外を身近に考えること

  • 人はそれぞれ異なる。多様な価値観を受け入れ、人をありのままに理解し愛すること

  • 自分のこころの声を静かに聞いて、その声に正直に従うこと

  • 社会のためにどのように生きるかを常に模索すること

アジアンビートでは、日本・台湾・韓国の若者を中心に参加者(キャスト)が集まり、アジアの様々な国を訪れます。
旅をしながら、各地の大学や孤児院、保護施設などでパフォーマンスを行い、日本では味わうことができない異文化を体験するプログラムです。

キャストも現地の人も
一緒になって歌って踊る!

アジアンビートでは約10日間の旅の中で、パフォーマンスを披露します。
ツアーに出発する前に、日本で開催されるキックオフキャンプにキャストが集まり、
みんなでパフォーマンスをつくります。

パフォーマンスでは、よさこい・盆踊り・アリランなど各国の文化を盛り込みます。
また、訪問国で人気がある楽曲を使って、パフォーマンスのフィナーレでは、
観客も一緒になって歌って踊ります。
各地の大学や孤児院、保護施設などでパフォーマンスを行う他、
街頭でフラッシュモブを企画したこともあります。

言葉を超えたコミュニケーション

アジア各国からキャストが集まります。
ツアーでの共通言語は英語になりますが、英語を話すことができなくても、言葉を超えたコミュニケーションや、
その大切さをアジアンビートでは体感することができます。
訪れる地元の子どもたちは英語を知らないことも多いので、
キャストたちでゲームや表現のアクティビティなどを考えて、やってみることで仲良くなります。
言葉を超えたコミュニケーションを楽しみ、時には苦労をすることで、
アジアンビートの思い出はかけがえのないものとなるはずです。

地元の様々なコミュニティを訪問

ツアーでは様々なローカルコミュニティを訪問をします。
食事を一緒に食べたり遊んだり、地元の大学生に観光案内をしてもらったりしながら交流します。
孤児院に宿泊させてもらうこともあるので、1日を通して子どもたちと交流をしたり、
孤児を取り巻く環境についてお話を聞かせていただいたりします。

キャスト同士の対話の時間
-Cast Meeting

ツアーの初日・中日・最終日にはキャスト同士で対話をする「Cast Meeting」という時間があります。
アジアンビートに参加して、自分は何にチャレンジをしたいのか、ツアーを経て何を感じて学んだのかなど、
自分自身や仲間と向き合う時間です。
ツアーでいろいろな挑戦や失敗を経験しながら、その後の自分の人生に活かすところまで考えます。

MEMORY
HAPPENING

思い出&ハプニング

キックオフキャンプ(サマーキャンプ)の
タイミングで台風が東京に直撃!

キックオフキャンプを終えて帰国する日にまさかの台風が直撃!
成田空港から台湾へ飛ぶ飛行機が欠航になってしまい台湾キャストが帰れなくなってしまいました。
急遽スタッフの自宅へ1泊することに!大きな荷物を抱えて、へとへとになりながら、みんなでバスで移動。

しかしそんな状況も楽しんじゃえ!ということで、パーティの始まり(笑)!
台湾・韓国・日本の料理をつくり、お酒を飲み、ホームパーティのようでとても楽しい思い出になりました。

孤児院での忘れ物!

タイで3日間孤児院に滞在し、無事に最後のパフォーマンスも終えて、あとはバンコクで自由行動だ~!
という気の緩みからか、大切なアジアンビートのバナー(横断幕)と音響機材を置いてきてしまいました!
子どもたちと感動のお別れをしたので、こっそりと引き取りに行きました(笑)。

マニラでまた会えたPhilippine All Stars

2017年のツアーの訪問国はフィリピンでした。ツアーの締め括りの交流に登場したのは、
HipHopダンスチームとして何度も世界大会で1位を獲得しているPhilippine All Starsのみなさん。
たまたま、以前ラスベガスで開かれた「World Hip Hop Dance Championship」という
世界大会に出場経験のあるキャストが参加していて、その時の優勝チームがPhilippine All Starsだったそうです。
偶然にも久しぶりの再会を果たせました。
交流パーティでは、Philippine All Starsの素晴らしいダンスを目の前で見ることができ、
一緒に心行くまでダンスを楽しむことができました!

天后宮のフラッシュモブで人形かぶり

2016年の台湾訪問では、台中にある寺院「天后宮」でお祭りがあると聞きつけ、寺院の前でフラッシュモブを行いました!
もちろん突然始めたので周りの人たちはびっくり。大勢の人だかりができて、その様子がSNSで拡散される大盛況となりました。

フラッシュモブをしていると、突然、お祭りの山車の人形が加わってきました。
しかも、なぜ知っているのか同じ振り付けで踊りだしたのです。これにはキャストもびっくり。
人形のかぶりものを取るとキャストの男の子が出てきました(笑)。
地元の人たちが面白がって山車の人形をかぶせて踊らせたとの事です。

メーコックの流れ星

毎年、タイのメーコックファームを訪問し、美味しい夕食と子どもたちとの交流会が終わると、
みんなで一緒にコック川に面した庭に出て、子どもたちとコムローイを上げ、灯篭流しをして遊びます。
コムローイを上げ終わる頃には夜も更けてくるので、子どもたちは「おやすみなさい」と自分たちの宿舎に戻っていきます。

実はこの後が素敵な時間なのです(笑)。
メーコックファームのお母さんが「勝手に持って行っていいよ」と開けてくれた冷蔵庫から、
冷えたビールを持ってコック川に面したテラスに陣取ります。

施設の全ての電気を消してもらうと、空一面にたくさんの星がキラキラ光っているのです。
周りに人家がないので、真っ暗になった空一面に、星たちがくっつくように光り始めます。
思い思いに椅子やテラスに横になり、顔を満天の空に向けて待ちます…そう流れ星を!

誰かが「右の方に流れた」「私も見えた」と言い始めます。1時間でたくさん流れ星を見ることができました。
流れ星を数えながらいろいろなことを話します。今回のツアーのこと、自分の人生のこと、
コック川は静かに流れてゆきます。何と満たされた時間でしょうか。